症例２０ 奈良県北葛城郡広陵町在住 ４０代男性
腰痛と股関節の痛みとアキレス腱の痛みの症状
当院ホームページをごらんになり来られた方です。
二年前から腰痛を発症し、いろいろなところで治療を受けていたが、なかなか改善せずに来られたということでした。
初検時にお話をおききすると腰痛もあるが、左のアキレス腱の痛みも最近出てきたとのことで、運動もスポーツクラブに通い、サッカーも週に二回くらいされてるとのことでしたので運動不足からの疼痛ではないことを確認しました。
腰痛は動作時以外に寝ている時も痛むのと、アキレス腱は伸ばす動作で痛むということでした。
腰痛と股関節の痛みとアキレス腱の痛みの整体
「初回の整体」
初検時、立位での体幹の回旋と伸展で腰部の痛みがあり、左股関節の内旋屈曲制限と痛み、左アキレス腱を伸ばした時の痛みを確認しました。
施術はベッドに上向きで寝ての左足関節、骨盤、左股関節の矯正と左下肢の筋膜リリースを行い、最後に
座位で右仙腸関節、仙骨、腰椎５番から腰椎１番の調整をし、初回の整体は終了しました。
「二回目の整体」
初回に確認した立位での体幹の回旋時痛と伸展での腰部の痛み、左股関節の内旋屈曲制限と痛み、左アキレス腱を伸ばした時の痛みは少し緩和したとのことでした。
この回は上向きの状態で右下肢の筋膜リリースと左足関節、左右の股関節と骨盤を調整し整体を終了しました。
「三回目の整体」
来られた時の検査でかなり楽になってきたと仰られていました。
検査では左股関節の内旋屈曲制限と左足関節の固さが残存していました。
それと、以前他院で内臓調整の整体を受けたらすごく調子が良くなったと仰られていましたので、この回は内臓調整の整体も加えて行いました。
「四回目の整体」
内臓調整と頭蓋（自律神経）調整をし、二週間後に来てくださいと伝えて終了しました。現在は１か月に１回の歪みチェックに来られて調子よく過ごされています。
腰痛と股関節の痛みとアキレス腱の痛みの考察
この方は普段から生活習慣に気をつけて運動と食事のバランスが良く、自己回復力が高かったと思われます。その結果が短期間の改善につながったと考えられます。
我々施術者はつい患者様を改善することができるかどうかはすべて施術者側にかかっていると思いがちですが、あくまでもサポートをするだけですべてをコントロールすることはできなく、患者様の生活習慣に改善の成否がかかっていることを再認識する症例でした。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史（柔道整復師）
